ひだまりのこころ

どこかで悩んでいる人の力になれたら:妊娠・出産・育児・恋愛・こころのこと

私の常位胎盤早期剥離体験記‼生理痛のような鈍痛と、大量出血 ~前編~

こんにちは!

40歳になった筆者の「ふうママ」です。

 

私は7歳・5歳・2歳の、男・男・女を産みまして、子育て真っ只中!仕事に家事に走り回る兼業主婦です。

 

3人産んだらアホみたいに涙腺弱くなって、ただ散歩してる保育園児が可愛すぎて泣かされたり、雨の中傘もささずに歩いてる小学生が妙に健気で…気づいたら息子の傘貸してたり(笑)病気です。

 

 

さて、今日は私が32歳で初産の時に「常位胎盤早期剥離」を経験したことを、1人でも多くの妊婦さんや、妊活中のママに知ってほしい…という思いで書いていきますね。

 

 

 

怖い人はblogから出て行ってもいいからね、

心が落ち着いたらまた来てね~。

 

 

 

 

 

 

 1.なんかいつもと違う

2013年3月。

両親の居ない私は、一足先にママになった県外の妹先輩の家にお世話になることにしていました。

 

 

里帰り直前、33週の検診を受けて

「体重7キロ増、赤ちゃん順調!帰って大丈夫でしょう。でも紹介状は一応持っておいたほうがいいよ。途中で何かあったら、県外は特にどこも受けてくれないから!」と、半強制的に紹介状を受け取り、翌日、新幹線乗り継ぎ、一人で帰省。

 

「紹介状2000円もかかったのに、要らなかったじゃん…」なんてケチな事考えてた。

 

帰省してして6日程たった頃(妊娠34週1日)「何だかお腹が痛いな。最近よく張るし、張り方が強い気がする。」と思い始めた。

 

一応…妹先輩の意見も聞いてみたが、2人とも普通分娩でスルンと産んだ先輩は「前駆陣痛かなんかかな?ちょっと早いけど練習してるんでしょ、子宮が~~。」と言う。

 

ふぅ~ん…赤ちゃん出す練習か。

 

と、聞き流した。

 

 

横になっても続く生理痛の様な鈍痛と頻繁にくるお腹の張りが心配になりながら、

「とにかく、3日後の検診まで安静ぎみに過ごせば大丈夫だよ、きっと。」と、まだ気楽に考えていた。

 

 

3日後の助産院の本契約&検診の日、念のため紹介状を持って、助産師さんに強めの張りと下腹の鈍痛のことを話した。

 

助産師「そうですか、では後でエコー見てもらいましょうね。胎動はありますか?」

 

「胎動は....あります。(でも、言われてみれば少し元気無い?気のせいかな!)」

 

契約が終わり、

 

助産師「では、午後から検診しますからお昼ごはん食べてきていいですよ~」

 

 2.出血

有名な海の側の助産院だったので、私は妹と、「海を見ながらごはん食べよう‼️」と意気込み、車で10分離れたレストランに行くことにした。

 

海を見ながらサイコーのランチをした!

 

「さて、検診行きますか!」

 

車に乗って数分後....

『ドロッ』と膣から何か出た感覚。

 

久しぶりの感覚。妊娠してから初めての感覚。

多めの経血が出た。まさにそんな感じ。

 

 

「えっ....!!なに、なに!!おりもの?まさか…とにかく確認しなきゃ。」

 

「ねぇ、膣から何か出た。ちょっと確認させて。トイレ寄ってくれる?」と、妹にお願いし、

 

通りかかったビジネスホテルに停車。

 

フロントに挨拶もそこそこに....

「トイレ貸してください!」

 

トイレで下着を下ろしてみる....

 「赤い。血だ....」そう思った瞬間に、さらに膣からポトポトとサラサラの真っ赤な血が落ちてくる。

 

気がついたら、床や便器を血で汚している。

 

何が起こったか分からず、とりあえずナプキンを付け、

「ごめんなさい!」と、急いで汚したところを拭いて拭いて....

 

「そうだ!!電話!!助産師さんにどうしたらいいか聞こう!」

 

ちょっと手が震えてる……。さっきまで居た助産院の電話番号へ。

早く出て!

 

助産師「はい、○○助産院です~」

 

「あの…近くのホテルのトイレで出血しちゃったんです!真っ赤な血がいっぱい出ていて…  どうしたらいいですか!!! 

 

 助産師「え!!どのくらい出てます?」

 

私「とにかく、生理2日目より多くです!!」

 

助産師「すぐに提携先の周産期センターへ向かってください!!こちらから預かった紹介状をFAXしておきますから!!」

 

 

3.周産期センターへ駆け込む 

私はお腹に向かって「絶対守るからね!頑張ってね!」と一言言って、

私は駐車場へ急ぎつつ、でもお腹を支えて出来るだけ揺らさないように・・・・・

 

妹に事情をサクッと話して

たまたま車に乗ってた、捨てる予定の新聞紙をお尻の下に敷いて、シートを汚さない工夫をし、とにかく提携病院へ急いでもらった。

 

シートを倒して、横になりながら

「早く着いて!早く!赤ちゃん頑張って!お願い!」とずっと心の中で祈ってた。

運転する妹も、動揺している。

 

今どこを走ってるか分からない。

時間が長く感じる。

10分…15分… 

 

「おねーちゃん!着いたよ!!」

 

あとで考えたら 

「救急車を呼ぶ」とか思いつかなかったな。

 

                        ~後編へつづく~